TACから「企業経営アドバイザー」の案内が届きました。診断士講座を受講していたので、割引がきくとのこと。

これは伏線です

この表紙を見て、率直に企業の「総合診療医」って中小企業診断士と何が違うんや?と思いました。私が診断士の勉強を始めてから「中小企業診断士は中小企業のお医者さん」みたいなフレーズを至るところで見聞きしていたからです。
あと、前々からTwitterで見つけて気になっていた「中小企業BANTO認定試験」についてもせっかくなので触れてみます!ちなみに、読み方はローマ字のまま「バント」でよいみたい。
中小企業BANTO認定試験が中小企業庁の後援事業となりました。 https://t.co/qLVpZBYQM6
— 中小企業BANTO認定試験® (@banto_nintei) August 27, 2020
中小企業診断士受験生の立場から「ここがちゃうんや〜」ってことをまとめています。今回は主催団体の違いについてだけです。理由は①テーマを絞った方が記憶に残りやすい②勉強の休憩時間に見れる尺にまとめたいからです!
主催団体の違い
とりあえず基本的なことから順に調べていこうと思います。今回はタイトルにある通り主催団体についてです。次回以降は、公式なデータを元に受験者数や受験者層について調べようかなと思っています。(リクエストがあればなんでもどうぞ、代わりにお調べいたしま〜す!)
中小企業診断士
主催は「一般社団法人 中小企業診断協会」です。恥ずかしながら、私はずっと「診断”士”協会」やと思っていました・・・。
中小企業診断協会の事業は、中小企業の経営をバックアップすることです。具体的には、さまざまな分野の調査研究をしたり、研修や相談窓口を設けていたり、という感じです。また、中小企業に中小企業診断士を紹介する事業は「ビジネスクリニック」というそうです。これが医者と呼ばれる所以なのか!!!
個人的には「調査研究事業」のページに気になるテーマがいくつかありました。過去の調査研究結果の報告が見られます。PDFで公開されていて、無料で読み放題です!
企業経営アドバイザー
主催は「一般社団法人 日本金融人材育成協会」です。私は知らなかったですが、金融業界の方ならご存知なのでしょうか?
というか、まず驚きなのは「当協会は2017年9月に、資格の学校TACの全額拠出により設立されました。」ということです!!!!!これも、もちろん知らなかった!!!!!
企業経営アドバイザーの他には、相続検定、年金検定を実施しています(伏線回収できたかな?)。これらの資格を取って、中小企業を元気付け、成長を支援できる人材を増やそう!というとってもポジティブな協会です。
ちなみに、サイトには「ごえんをつなぐコラム」という連載があります。最新記事の執筆者は、TACで中小企業診断士も担当されている三枝先生という方でした。直接習ってはる方がいたら読んでみてください〜!
中小企業BANTO
主催は「公益社団法人全国経理教育協会」です。名前だけだと「中小企業どどう関係があるんや?」と疑問でした。
しかし!試験の後援者として、ばっちり中小企業庁が関わっている模様。日本商工会議所とか中小起業家同友会というところからも力を借りて〜とのことです。
全国経理教育協会は、その名の通り「経理教育」を軸としてさまざまな検定試験や書籍の出版、研修事業などを行っているところです。
正直、試験の主催団体ってそこまで意識したことなかったですね・・・笑。けど、調べてみたら新しいことを知れたので満足です。
ちなみに対象者をぱっと見比べた感じだと、中小企業診断士と企業経営アドバイザーは「経営者をサポートする人」が対象で、中小企業BANTOは「経営者・経営幹部」が対象になっているようです。その違いは受験科目や受験者層にも表れていそうなので、また調べたら載せようかなと思います。おわり