TAC中小企業診断士講座を知りたい①(カリキュラム編)

中小企業診断士

1次試験から今日で1週間が経ちました。無事に通過できてほっとしたのも束の間。3ヶ月後に迫り来る2次試験に向けてリスタートです!

そんな中、2021年合格目標の方からTwitterをフォローして貰うことが増えたので、TACってこんなやったで!というのをシリーズ化してお伝えしていきます。

まだ最終合格は果たしてないので、とりあえず1次試験対策メインで書きますね!

すでに勉強スタイルを決めている方もいれば、迷ってる方もいると思います。私は特に色々調べることなく、現役診断士の父から「予備校行ったら?行くならTACがええんちゃう」と言われてそのままTACの門を叩いたという感じです。

予備校代の30万ってそんな簡単に(国民全員10万もらえたとしてもよ)払えんと思います。趣味にも使いたいやろうし、家族と相談せんならん人もいますよね。だからこそ、前情報として参考になるかなと思い、公開できる範囲で紹介します。

1発目の今日はずばり、カリキュラムについてです。

こちらが私の本棚です。はい、どーーーん!!!

1次試験までのスケジュール

私は9月開講の「1.2次ストレート本科生PLUS」というコースを選びました。(PLUSとPLUSじゃないやつがあります。この違いについては別記事でレビューします)めっちゃざっくり伝えると、こんな感じのスケジュールで進んできました。

これはほんまにざっくりですが、予備校が研究し尽くしたスケジュールの土台があるからこそ、お仕事の忙しさや家族の予定との兼ね合いを見て、自分の計画をブラッシュアップできます。

1回の講義でやる範囲が決まってるので、自分でスケジュールを立てなくても、TACのカリキュラムについていくことで計画的に勉強を進められます。独学だと、苦手な科目は後回しにしてしまう可能性もあります。強制的に「その科目をやらなきゃいけない期間」が出来たのがよかったです。

教室・Web講義について(オリジナル)

◎教室で受ける

私は毎週土曜日に教室に通学するコースを選びました。最大の理由は「講師や他の受講生との関係づくりをしたかったから」です。これはもう抜群に達成できました。地理的に校舎通いが難しい方や、別に行って誰かと喋るとかええわ・・・って方以外には、教室講座を強くお勧めします。

講義自体は講師がずっと喋りっぱなしというスタイルです。(私が行った梅田と京都はそうでした)多い時では1回の講義でテキスト100ページ近く進みました(笑)なので、わからない点は講義後に教えてもらいます。その都度手を挙げて聞くという雰囲気ではありませんでした。

質問メールというサービスがあって、何度か利用しましたが、経済でグラフを扱う問題や、日本語のニュアンスを捉える企業経営理論の問題は直接講師の方に教えてもらうのが一番でした。

⭐︎メリット

・講師に直接質問できる
・他の受講生のやる気を直に感じられる
・本番に近い環境で答練(後述)を受けられる

⭐︎デメリット

・通学時間と交通費がかかる
・コロナの影響をもろに受ける

◎Webで受ける

教室講義と違い、再生速度を変えられるのが魅力です。2倍速までできるので、時短にもなります。得意科目は教室まで行かずにウェブの2倍速で済ませました。

テキストについて(オリジナル)

研究に研究を重ねられたテキスト、中身は濃いが分厚く重い・・・。電子書籍版がないので、持ち運びのしにくさはあります。ですが内容は流石のTAC様。頻出論点はもちろんのこと「過去に出題された論点の周辺知識」も込み込みで編集されています。

同封されている「講義サポートレジュメ」には論点ごとに「学習の重要度」「出題可能性」が書かれていて学習の深さにメリハリをつけられました。

トレーニングについて(オリジナル)

トレーニングとは,基本講義と並行して使っていく問題集のことです。テキストの半分くらいの大きさで、こちらは軽くて持ち運びやすいです。

これを手に入れるためにTACを選ぶ人がいる、と勉強仲間から聞いていました。ほんまかいなーと思ってましたが、私も試験直前まで何度も繰り返しやったほど、信頼度の高い素晴らしい教材と思います。

そう思う一番の理由は、厳選された過去問がたくさん収録されていることです。直近5年の中で特に重要なものもあれば、それ以前の問題も多く収録されています。

例えば、3年に一度のペースで出題されている問題は、試験において勉強しておく価値のある問題です。でも、直近5年の過去問題集だと多くても2問しか掲載されていません。TACなら、その前20年くらい遡って、やるべき問題を載せてくれています。

診断協会のHPで過去問は見れますが、全部やるのは非効率だし、該当の問題を探すだけで一苦労です。絶対に無駄な時間。そこは、大手予備校の力を借りて選抜問題だけをやるのが賢いやり方!

問題と解答解説を別冊にして欲しいと、講義アンケートにいつも書いています(笑)問題と答えを見比べたい時に行ったりきたりするのが面倒だったので切りました。ハサミでざっくり切っても問題なく使えました!

答練について(オリジナル)

答練とは確認テストのことです。


⭐︎養成答練→各科目の基本講義後にやります。本番までには絶対抑えておいてね、という重要論点が出てきます。捻った問題というより基本事項の確認。


⭐︎完成答練①②→7科目の基本講義が終わったら、公開模試までの間に受けるのが完成答練。各科目2回の完成答練で、重要論点からテキストには載ってないけど知っておきたい論点が出てきます。

法改正や時事的な問題も完成答練で情報を拾えるので、一から自分でやるよりめっちゃ効率いいです。特に今年度は民法大改正の年で、膨大な改正点の中から診断士試験に関わりそうなものだけをTACが選んでくれているので、余計な情報を気にせず済みました!

これらの答練は自分の得点や偏差値、順位もはっきりデータとしてわかります。私はテストのたびに結果が出るのは張り合いがあって好きでした。各設問の正答率もわかるので、自分が復習すべき点はどこか、が明確にわかるのも受験生が多いからならではと思います。

過去問について(市販)

本屋さんで一回過去問見てからやるか決めよ。って思った方も多いんじゃないでしょうか?そうです、こちらは市販されています。直近5年分の過去問です。これも問題と解答解説が一緒くたになってる点を除けば、非常に使いやすく重宝しました。授業で取り扱うことはないので、自分のペースで使えます。私は年明けからぼちぼち進めました。

その年の受験生の正答率(TACに自己採点結果を入力した人のデータ)がわかるので、「これはできなあかんかったな」「これはみんなわからんし覚えんでいいわ」とか対策を決められるのがよかったです。7科目とも普通に買ったら各1500円です。最新版は(多分)年明けには7科目で揃うと思います。

模試について(市販)

市販という書き方が正しいのかわかりませんが、申し込めばTAC生じゃなくても受けられます。模試単体やったら確か8000円くらいです(曖昧ですいません)今年は会場受験じゃなくなりましたが、本番同等のタイスケで全力を出す練習としては模試に勝るものはありません。

一応解説動画も見れますが各科目20分ずつで、重要な問題をピックアップという感じだったので、解説動画はイマイチと思いました。ただ、解説冊子はめっちゃ丁寧に書かれていて、十分復習できました。回数に制限はありますが、質問メールも使えます。

直前講義について

最後の1ヶ月は直前講義です。約50ページのレジュメに、重要中の重要である論点がまとまっています。「受けてくる人ほとんどが取ってくる問題です!ここ落とさない!」と何度も言われました。新しい論点は何一つありませんが、初期の頃全くわからなかった問題が「こりゃとらなあかんわ」「出たらラッキー問題やわ」と思えることに感動できる期間です。ほんまによくよくまとまっているので、本番にもこのレジュメを連れて行きました。

読んでくださりありがとうございました!ちょっとでも参考になる情報が有れば幸いです!お盆までを目処に、TACってこんなやでシリーズを続けていきます。9月以降は私の2次試験勉強の余裕度に合わせて「去年の今頃どんなふうに勉強してた?」をかけたらいいなと思います。

TACのことしかわかりませんが、気になることが有ればTwitterからリクエストをどうぞ!答えられる範囲でお答えします!

iPadの充電が切れそうなので、今日はこの辺で!

次回は「TACのコロナ対応・現在の対策」についてお伝えします。


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